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不動産取引から見た
民法(物権と債権)
1回目  

2021.7.23


物権とは「物を直接に支配する排他的な権利」です。

わかりやすく表現すればたとえば、Aさんが「私の車です」と言った場合、

権利の内容を実現するのに他人の行為を必要としないという意味です。

債権とは「債権者が債務者に対して、一定の行為を要求できる権利」です。

例えば、お金を貸したAさん(債権者)がお金を借りたBさん(債務者)に対して「お金を返して」と請求する権利や、

買主Aさん(債権者)が売主Bさん(債務者)に対し「商品を引き渡して」と請求する権利をいいます。

債権をわかりやすく表現すれば「人」に対する権利です。

物権は「物を直接的に支配する権利」

民法の定めている物件は占有権、地上権、抵当権、など10種類です。

日常生活になじみ深いもののひとつが所有権です。

所有権とは、「原則として自由に物を使用、収益、処分することのできる権利」です。

車の所有者Aさんは車を自由に「使用」でき、友人のCさんに対し車を貸すこともできる。これは「収益」に当たります。

さらに不要になり売却すれば「処分」に当たります。

これが他人の行為を必要としない「物を直接的に支配する」ということになります。

物権は「物を排他的に支配する権利」

Aさんの車をBさんが許可なく勝手に使用している場合、AさんはBさんに対し車を返すよう請求できます。

またBさんがAさんの車の使用を妨害している場合は妨害を排除する請求権を行使することができます。

これが「物を排他的に支配する」ということになります。

次回2回目は債権には「排他的権利はない」、「売買」と「賃貸借」の権利の違い、借地借家法制度の経緯を解説いたします。


田淵