現住居を二世帯住宅にリフォーム
息子さんご夫婦との同居のため、悠々自適の隠居スペースを作りたい

リフォーム前の問題点
・将来の二世帯同居に備えて独立した隠居スペースがない・・・
・古くて薄暗い部屋・・・
・キッチンの収納が足りず不便・・・
これで解決!
・広縁付きの和室で友人を招く素敵な居室へ
・日が射さない奥の和室を明るい洋室へ
・収納たっぷりのキッチンスペースに
負担の少ないベッドを中心に、バリアフリーの独立した生活空間を目指して。

まずは足に負担の少ないベッドを置くため和室を洋室にリフォーム。同時にリビングとしても使うため、奥様ご希望の掘りごたつを設置した。薄暗かった部屋は、窓の位置と大きさを変更し、壁・天井に白いクロスを貼った効果で明るくなり、夜には、二か所の間接照明が柔らかな雰囲気を演出する。
キッチンは奥様お気に入りのワインレッドのシンクを設置。 「すべての調理器具や食器類がすっきり収まり、キッチンに立つのが楽しみになった」という。キッチンの奥には洗面化粧台と家電収納庫を設置した。
また、隣部屋との仕切りは天井まで届く縦格子の引分け戸にしたことで、縦方向の視線を解放。開放感あふれる洒落たLDKとなった。
庭が眺められる広縁付きの和室はフローリングに。センター部分には本物の琉球畳をフラットにはめ込み、モダンなデザインに仕上がっている。床の間には奥様が惚れ込んだアンティークな桐箪笥がその存在感を示していた。
広縁のクローゼットは、内側全体に桐の板が。その正体は、お母様が生前使っていた桐の箪笥。 「古くなった箪笥だが、思い出にどこかに使って活かしてほしい」と奥様たっての望みであった。
和室
-BEFORE-


畳続きの和室が続き、中の間は昼でも薄暗かった。
-AFTER-

広縁付きの和室は、琉球畳が洒落たアクセントに。床の間には奥様が惚れ込んだアンティークな桐箪笥が。
ベッドルーム
-BEFORE-

畳続きの和室が続き、中の間は昼でも薄暗かった。
-AFTER-


中の間はフローリングの明るいベッドルームに改装し、奥様ご希望の掘りごたつを設置。キッチンとの仕切りは天井まである縦格子の引分け戸を採用。
キッチン
-BEFORE-

雑然と調理器具が置かれて、調理スペースも圧迫されていた。
-AFTER-

リフォーム後はワインレッドで統一され、収納もたっぷりの使いやすいキッチンに生まれ変わった。
玄関フロア
-BEFORE-

玄関をあがってフロアの左半分が今回リフォームした奥様の独立スペース。
-AFTER-

扉も一新したことによってフロア全体の雰囲気も一新。
平面図
-BEFORE-

玄関を入って左側が今回のリフォーム対象エリア。2部屋続く和室をどうするかがカギとなった。
-AFTER-

中の間をフローリングにして掘りごたつのあるベッドルームへ。もう一つの和室も琉球畳にリフォーム。キッチンも一新し、部屋ごとの移動もよりスムーズとなった。
邸名 | 倉敷市 M様邸 |
リフォーム面積 | 39.67㎡(12.00坪) |
リフォーム箇所 | 和室2、キッチン |
構造 | 木造 |
築年数 | 21年 |
工期 | 1か月半 |